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経営学部 会計スペシャリストコース

会計スペシャリストコースの教育目標

将来、企業や組織におけるさまざまなシーンにおいて単に業務をこなすだけではなく、その場面で常に課題を発見し、創造的な解決策を生み出し、従来の枠組みを革新できる能力を備えた会計スペシャリストを育成します。

教育の実施

授業開始前

  • 簿記初学者対象

    日商簿記検定初級の範囲を
    入学前にオンラインで
    実施(希望者のみ)

  • 簿記初学者対象

    日商簿記検定初級の範囲を
    理解度に応じたクラス別に
    対面で実施(希望者のみ)

  • 簿記経験者対象

    日商簿記検定初級の範囲を
    理解度に応じたクラス別に
    対面で実施(希望者のみ)

  • 全員対象

    コース担当教員が
    将来の各自の目標に沿った
    学習計画の相談を実施

授業開始後

  • コース専門の授業

    卒業までの3分の1にあたる
    20科目(40単位以上)が
    会計スペシャリストコース生の専用授業!

    ※他の授業は経営学科生との共通授業

  • 資格に応じた単位認定

    入学までに取得した簿記検定等の資格を
    簿記?会計科目の授業単位として
    最大12科目24単位を認定!

  • 早期学修カリキュラム

    経営学科の他コースにはない
    早期学習制度(クォーター制)を導入しており、
    約2か月で授業が終了!

    ※簿記科目の一部

  • 特設科目の設置

    コース生のみが受講できる
    簿記?会計関連科目9科目を開講!

    (例:上級商業簿記、上級工業簿記など)

その他のサポートも充実!!

授業外個別指導 各自の要望に応じた丁寧な個別指導
自習室の設置 コース生のみ使用可能な自習室を設置(22時まで)
資格合格キャッシュバック 検定合格者に受験料の一部をキャッシュバック
専門学校補助 会計士?税理士専門学校の補助(一部)を実施

簿記の学習経験別の教育

会計スペシャリストコースのカリキュラム

授業?学習風景

スタートダッシュ講座~入学後から授業開始まで

会計スペシャリストコースでは、大学授業開始までに簿記の基礎学習を終えることを目標に入学前教育(高大連携高校に限る)や入学直後のスタートダッシュ講座を実施しています。この講座で経営学科の他コース生が1年次に学習する内容を授業開始前までに終わらせます。

簿記初学者グループ

会計スペシャリストコースの入学者は、簿記、会計を学習したことがない方が多くいます。
スタートダッシュ講座では、これから学習する簿記の基礎を学習します。スタートダッシュ講座の勢いをもって前期の授業に入ります。
スタートダッシュで勢いがついた方は4月の中旬には日商簿記検定3級に合格します。

簿記経験者グループ

会計スペシャリストコースの入学者の中には、商業高校出身者あるいは独学で簿記を勉強し、日商簿記検定2級に合格している方もいます。経験者グループでは、高校時代に学習した内容を記憶しているかどうか、その確認を行います。そして授業開始後からは日商簿記検定1級対象授業である上級商業簿記、上級工業簿記を受講します。

特色のある授業や個別指導

会計スペシャリスト基礎A

会計スペシャリスト基礎Aは、戦略MGマネジメントゲームを用いたビジネスの疑似体験をする講義です。入学直後は会計やビジネスについて知らない方がほとんどです。この授業ではマネジメントゲームを通して経営戦略や会計思考をゲームを通して学びます。

会計スペシャリスト基礎B

会計スペシャリスト基礎Bでは、将来の目標である会計スペシャリストをよりイメージできるように開講されたキャリア授業です。公認会計士、税理士、国税専門官、財務捜査官、地方自治体監査委員、コンサルタント、高等学校商業教諭、企業の経理担当者などの特別講師が授業を担当します。(写真:元宮城県警財務捜査官、本学、非常勤講師 加茂川悠介先生)

個別指導

会計スペシャリストコースでは、各自の簿記の理解度に応じた個別指導を外部に委託することなく会計スペシャリストコースに所属する専任教員が直接行っています。個別指導は各自の希望に応じて授業期間、休暇期間の空き時間を活用して教員対学生が1対1あるいは1対2などの形式で行われています。

監査法人、税務署、工場など見学会を実施

税務署見学

会計スペシャリストコース生20名が茨木税務署を訪問。税務署長よりの講義、税務署に関わる業務内容について説明を受け、これまで知らなかった税務に関するスペシャリストの認識につながりました。

工場見学

会計スペシャリストコースでは、製造業における原価計算も学習します。実際の製造現場を見学することにより原価がどのように計算されるのか、工場の製造工程の管理について身近に感じる見学会を実施しています。

将来の目標

卒業後、活躍する場である会計スペシャリスト(※すべて卒業生の実績あり)

  • 公認会計士
  • 税理士
  • 国税専門官
  • コンサルタント
  • 企業や組織の経理?財務担当
  • 高等学校商業科教員 など

コース専用ルーム

朝8時~夜10時まで自習ができる専用自習ルーム。
参考書も揃っています。

Q&A

会計スペシャリストコース入学者は総合型選抜が多いのでしょうか?
会計スペシャリストコース生は、3分の1が総合型選抜で他の方は、共通テスト利用や一般入試などで入学されています。
他大学にも会計コースや会計学科などありますが、他大学との違い、特徴はありますか?
多くの大学の会計コースは、公認会計士や税理士などの国家資格を目指す方を中心とした教育となっています。会計スペシャリストコースでは、国家資格を目指す方、企業の経理などを目指す方など幅広く会計に関わる仕事をフォローしています。また、各自の進路に応じた個別指導を行うところは在学生からも評価を得ています。
私は数学が苦手です。簿記や会計では数字を使うイメージがありますが、勉強についていけるのでしょうか?
簿記や会計では数字を扱いますが、電卓を使用した四則演算が中心ですのでご安心ください。
普通科高校に在学しており簿記など学習したことがありませんが、大丈夫でしょうか?
会計スペシャリストコースでは、個々の学習状況に応じた履修体制と個別指導体制を整えています。簿記学習未経験でも安心して入学してください。学生さんのやる気に教員は応えて個別指導も行っています。
個別指導は必須なのでしょうか?
問題集や動画視聴による個人学習など個々の学習スタイルを尊重しています。専任教員による個別指導は、希望する方のみに実施しています。
指導してくださる先生は何名いらっしゃるのでしょうか?
コース主担当教員2名、サポート教員2名の4名(男女各2名)で担当します。個別指導は各自に合った教員から受けることができます。
自習室の学習環境はどのようになっているでしょうか?
自習室には簿記会計に関する問題集や教科書、電卓を設置しています。冷暖房完備で、夜10時まで使用することもできます(日祝等は除く)。
簿記検定や国家試験の合格状況について教えてください。
2025年でコース開設3年目になりますが、税理士試験簿記論合格者、日商簿記検定2級合格者は多数でております。2025年度も税理士試験、公認会計士試験、簿記検定1級にチャレンジしています。
卒業後の就職先について教えてください。
以下のような進路が想定されています。
?提携会計専門職大学院(関西大学?関西学院大学)への進学
?公認会計士、税理士を目指し、事務所等への就職
?国税専門官として税務署勤務
?一般企業の経理?財務業務担当として就職 など
会計専門職大学院への進学について教えてください。
大阪産業大学経営学部では、関西大学および関西学院大学の会計専門職大学院と提携を結んでいます。両大学院から指定校推薦入試の指定枠を頂いています。この指定校推薦は、学内成績と取得資格状況を加味し、会計スペシャリストコース生を優先して推薦します。
なお、会計スペシャリストコース生に対しては、指定校推薦ではなく、一般入試など筆記試験を受験することを勧めています。
なぜ、会計専門職大学院の進学に対して一般入試を勧めているのでしょうか。
会計専門職大学に進学する方は、公認会計士や税理士といった国家資格の取得を目指している方々です。面接のみでの受験ではなく、一般入試にチャレンジしていくことが、将来の国家資格取得につながることから、一般入試での受験を勧めています。なお、受験生本人の希望を尊重していますので、指定校での受験を希望する方に対して一般入試の受験を強制することはありません。
会計専門職大学院へは何名ぐらい進学しているのでしょうか。
会計スペシャリストコースの前身の会計士特修コースが設置されていた時期では0名~5名程度が毎年進学していました。特設コースが設置されていない時期は1~2名程度が進学していました。
会計スペシャリストコースの教育の特徴について教えてください。
会計スペシャリストコースでは、学生さんの状況(簿記学習の経験など)に応じて、コースの教育目標を目指した以下のような特徴的な教育を行っています。
?簿記?会計の学習経験に応じたクラス分けおよび個別指導
?経営学科の他のコースとは切り離されたコース単独授業の充実
?会社経営ゲーム(マネジメントゲーム)などを導入した実践学習
?会計士、税理士など現役実務家の話などを聞くキャリア教育
?監査法人や税務署、工場見学などを通した体験学習