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たばこを吸うと様々な健康被害の原因になります。
喫煙は体の細胞の遺伝子や器官を傷つけ、がんの他、脳卒中や虚血性心疾患などの 循環器疾患、慢性閉塞性肺疾患(COPD)や気管支喘息などの呼吸器疾患、糖尿病など の生活習慣病、さらに歯周病などさまざまな病気の原因になります。
喫煙開始年齢が早いほど、健康被害が大きく、またニコチン依存も強くなります。また、健康への悪影響が大きい子どもや若者をたばこの煙から守るため、2020年に施行された改正健康増進法では、喫煙できる場所への20歳未満の者の立ち入りが禁止されるなどの対策が講じられました。
煙が出ない新しいたばことして加熱式と電子たばこがあります。
煙が出ないたばこでも健康被害のリスクがあり、加熱式たばこのフィルターから加熱時に有害物質が発生しているとの報告や、電子たばこから発生するエアロゾルには、紙巻きたばこより低濃度とはいえ重金属やさまざまな発がん性物質が含まれていることも明らかになっています。
「たばこと違って害が少ない」といった誤解の他、若い女性を中心にSNS映えするなど の理由で使用する人が増えています。専門のカフェやバーもあります。
水たばこはたばこの煙を水にくぐらせて吸い込みますが、煙が水を通ることにより たばこに含まれている有害物質が浄化されるなどとも言われていますが、水たばこを加熱する際の燃料には木炭などが含まれるため、急性の一酸化炭素 中毒を引き起こすリスクがあります。
★自身と家族そして友人の健康のために、喫煙は止めましょう。